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その日の事を少しずつ気まぐれに書いています。 コメントもお気軽にどうぞ~v
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001kami.jpg
この前の、神様の名前決定いたしました。
伊豆志袁登売神(イズシヲトメノカミ)です。

伊豆志袁登売神はやたらとモテる神様です。

沢山の神様が妻にと望んだのですが、誰にも妻にもなりませんでした。
ある日、二柱の兄弟の神様がおりました。
兄は秋山之下氷壮夫(アキヤマノシタヒヲトコ)と言ってやはり彼女に振られていました。
兄の秋山之下氷壮夫は、弟の春山之霞壮夫(ハルヤマノカスミヲトコ)に、
「彼女を娶ることが出来るか」と聞き、弟はそれに「容易く出来る」と答えました。
兄は「もしお前が、彼女を娶ることが出来たら、私は上衣と袴を脱ぎ、身の丈を測って、それと同じ高さの甕に酒を醸し、また山や河の産物をことごとく整え準備して賭けのものとしよう」と言ったのです。

兄の言葉をそのまま母に伝えると母は藤の蔓を取ってきて、一夜で上衣、袴と襪、沓を織り縫い、また弓矢を作りました。それをハルヤマノカスミヲトコに着せ彼女の家へ行かせます。
するとその衣服や弓矢は全て藤の花に変わりました。
そこでそのハルヤマノカスミヲトコは、その弓矢を少女の家の厠に掛けておきました。
イヅシヲトメは、その花を見て不思議に思って、持って帰ります。
ハルヤマノカスミヲトコはその少女の後について、少女の家に入るとすぐに契りを結びました。
そして一柱の子を生んだ。

兄には「イズシヲトメを自分のものにした」と報告しました。
しかし、その事に腹を立てた兄は賭けにした品々を渡そうとしませんでした。
弟は嘆き母に訴えました。
母は「神の教えをよく見習うべきなのに現世の人々の教えを見習ったのでしょうか」と怒ったそうです。
そして、体が干からびしなえ、病み衰える呪詛を賭けの品の上に置き、兄は八年もの間それに苦しみました。
ようやく母に許しを請うとすぐにその呪詛は取り払われ、兄の身体も健康に戻ったそうです。

この春と秋の神に取り合いされる(冬の)神様と設定ですね(笑

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